インターネットで市販の催眠鎮静剤が一度に大量販売されて未成年者が自殺を図っていた問題で、楽天が１７日、この薬の販売を中止すると発表しました。
薬を販売した薬局が出店していたのは楽天市場だったのですね。

お父さんが会見で「息子は、こんなに簡単に２４箱も買えたりしなければ、自殺を思いとどまっていたかもしれない。このままでは同様の事例が２人、３人と出てくることが心配だ。薬はネット販売になじまず、ネット販売はやめてほしい」と訴えていたそうです。

登録販売者資格試験の受験に対して、調剤薬局勤務だと受験資格に当てはまらないという話が出ています。
実際に願書を出しに行ったら、調剤薬局は受け付けないと言われた人も出ています。

都道府県によっては対応が違うそうなのですが、第一回の登録販売者資格試験では北海道で3名、宮城県で1名について試験受験後に受験資格が無いことが判明、受験を無効としたと発表しています。

市販の催眠鎮静剤を、国の通知に反して薬局がインターネットで一度に大量販売し、購入した未成年者が自殺を図ったケースがあることが読売新聞の調べで発覚したようですね。

催眠鎮静剤は依存性が高く、大量服用すると死亡する可能性もあることは薬剤師や登録販売者でなくとも知っていることだと思います。