まずネットワークについては、健康や美容に対しての商品が多く（サプリメントなど）「効きます」「治ります」という効果効能を言ってはいけないのですが（薬事法違反）、実際には訪問販売に近いので相手がその法律を知らなければバレない！なんて輩もいるわけなんです。
私も知り合いに「ちょっと会わせたい人がいるの」なんて呼び出されて、色々な説明を聞きましたが『あっ、今の人体の構造説明は間違ってた・・・』なんて意地の悪いことを思ったりなんかして。
最終的には上の方の人（？）がクロージングという手法で契約をさせようとしてくるので、ブワァ?っと医療用語を言ってソソクサとその場を立ち去りました。
ネットワークがいけないとは思わないのですが、ちゃんとした知識を持って正当に商品を販売していただけたらと思うんですよね。

次は「このスクールで資格を取ったら独立も可能なんです」というエステやリラクゼーションのサロン。
エステなどのスクールは民間資格なので、大きな団体で無い限り「何それ？」という感じになってしまいます。
しかも、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の資格を持っていない人はマッサージという言葉を使ってはいけないし、人の体に触れることも本当はダメなんです。
マッサージは”トリートメント”という言葉で表現してサービスとして行っているという抜け道でどこも営業されていると思われます。
私も興味があってアロマ環境協会の資格を取っていますが、地元のスクールの内容を知った時にはちょっとショックでした。
生徒さんは「本人のやる気次第」といつも先生に言われているみたいですが、生徒は『お金を落としてくれる人』
という感覚の先生が多いんですよね。（そのスクールだけかも知れませんが）
そんな感じでセラピストが増えているので、エステなどのサロンは”新しい店舗が出来れば次の年は同じ数だけ潰れる”という風に言われています。（実際にデータ上でもそうなんですけどね）

どの職業でも人の体にかかわることであるなら、それなりの知識と経験は必要だと思うんです。
付け焼刃でどうにかなる事ではないし、むしろ一生かけての勉強だと思うんですけどね。

全然関係ないですが、ネットワークとかサロンの人たちの税金ってどうなっているのでしょう？
日本が大変な時に、正規の税金を払わずに自分だけが良ければいいといった暮らしになっていないことを願います。